ほんものの森

本物取締委員長タカ丸が、独自の視点で世の中の本物を紹介していく。

幻の和牛「かつべ牛」を買ってみた!!

かつべ牛


こんちゃす!未だに女の子のお尻を追いかける肉食系おじさんタカ丸です。

 

密、密、密ですっかり女の子とも遊べず、お家時間、お家環境を快適に過ごすことが生活の中心に。。。外食ばかりだった私がメキメキと料理の腕が上がってしまいました。

 

今回は、肉食系男子に送るお家で幻の和牛をカッ食うおじさんの日記です。

 

 ※この記事は2020年9月18日に執筆しました。

 

  

  

かつべ牛をご存知ですか?

「かつべ牛」とは…

島根県・奥出雲産の「かつべ種畜牧場」オーナーの勝部信二さんが魂を込めて育てている黒毛和牛です。

 

katsube-bokujo.com

 

1つの牧場だけで育てているため生産量がとても少なく、地元・島根以外では首都圏のごく一部の高級店でしかお目にかかれない代物です。

 

お家で幻の和牛。。。

 

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何故、幻の牛と呼ばれているか

さらっとした霜降

柔らかい牛肉は、やはり霜降りの質が違います。かつべ牛の霜降りは手で触っただけで溶け出すほどサラサラ。その理由は、上質な脂の基準として知られるオレイン酸の含有率です。

 

オレイン酸はオリーブオイルなどに多く含まれる脂肪酸の一種で、かつべ牛は全国で2位の含有率を誇ります。

 

オリーブオイルのようなかつべ牛の霜降りは、肉本来の甘さをたくさん含みます。お年寄りが食べても一切もたれる事なく格別の美味しさです。

 

赤身は濃厚な旨味のかたまり

昨今の和牛は、赤身の美味しさが命

 

黒毛和牛業界の「霜降りの美しさが最重要」という風潮に逆らい、かつべ牛は赤身にも徹底的にこだわって作られた牛です。

 

香り高く、赤身の味がしっかりとしたかつべ牛は、まさに旨味の塊です。

 

一貫生産にこだわり大変希少

かつべ牛は「かつべ生まれ、かつべ育ち」。出産から出荷までずっとかつべ牧場で育ちます。いろんな牧場を行ったり来たりしないので、血統、餌、環境、すべてを徹底的に管理しながら理想的な飼育ができます。
 
一般的な分業の飼育と比べるとコストが桁違いですが、あえて大変なことをするのは「上質」で「安全」な黒毛和牛を作るための勝部さんのこだわりです。
 
1頭1頭を丁寧に育てているので、出荷頭数は年間たったの50〜100頭とわずか。有名な神戸牛や松坂牛の年間5,000頭と比べてもその違いは歴然です。

 

今回調理するのはスネ肉

届いたスネ肉(ともずね)は、こちらです。

 

かつべ牛 ともずね

家庭では見た事ない大きさ。写真で伝わるでしょうか?牛の偉大さを感じます。

 

スネ肉とはどんな部位?

 

スネは、肉の周りを筋繊維が太く覆っているうえに、肉自体が硬い部位です。しかし、煮込みにはぴったりの部位なのです!!例えば最高級部位であるフィレは、煮込むとホロホロと崩れ、形がなくなってしまいます。フィレは断然ステーキ。

 

一方、スネは煮込めば煮込むほどそのままの形状で柔らかくなります。煮込むことでお肉が持つ旨味を楽しむ部位。肉を覆っている筋が、プルプルの食感に変わるのもスネの楽しさです。

 

早速、仕込みます

一口大にざくざく切っていきます。

こんな感じになりました。

 

煮込むんだから圧力鍋を購入!

フライパンと小さい鍋しかないアラフォー独身男子のタカ丸です。せっかくの美味しい和牛を煮込むんだから、圧力鍋を購入です。

 

  

何作ろう???

5つのパックに小分けできたので下記のメニューにしました。

 

  1. 牛スネ肉のとろとろ煮込み
  2. ビーフストロガノフ
  3. 牛スネ肉と根菜の黒酢
  4. 赤ワイン煮込み
  5. グリーンカレー

 

圧力鍋にはご注意を!

レビュー前に、圧力鍋の注意点です!煮込み時間や具材の分量が適当だとこうなります。

 

youtu.be

か、壁が。。皆さんもご注意ください。

 

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レビュー

牛スネ肉のとろとろ煮込み

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野菜はもちろん、やはりお肉がとろっとろ。ほんとにスネ肉?というほど柔らかく、流石のかつべ牛です。ほんのり甘く、旨味が凝縮されていました。

 

ビーフストロガノフ

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今回の中では、これが1番美味しかったです。しかも今まで食べた中でも1番のビーフストロガノフになりました。リピート確定です!

 

牛スネ肉と根菜の黒酢

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幻の牛が、味をまとめてくれるのでしょうか!?ちょうどいい肉の甘さに、黒酢のさっぱりさはお酒が止まりませんでした。

 

赤ワイン煮込み

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スネ煮込みの王道ですが、ワイン煮込みは全て和牛で作るべきではないでしょうか。王道であり、王様です!

 

グリーンカレー

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グリーンカレー は、結構辛いのでお肉の柔らかさは最高なのですが、せっかくの甘味がなくなってしまいもったいない結果に。。やはり淡白な鶏肉が良いと実感しました。
 

結果、グリーンカレー以外は流石の和牛で大満足です。全体的に円やかな甘さが出るので、どんな煮込みにも相性が良い。次回仕入れることがあれば、王道のカレーを作ってみたいです。

  

タカ丸の完全独自目線

味      ★★★★★

インパクト  ★★★★★

感動     ★★★★★

リピート   ★★★★★